【Switch】ゼノブレイドのリメイクがもうすぐ発売!オリジナル版との変更点は?
いよいよ5月29日、Nintendo Switch版の『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』が発売されます。2010年にWiiで遊んで以来、私にとってこの作品は「RPGの物差し」のような存在でした。発売を2日後に控えた今、公式の発表や紹介映像で明らかになっている情報を整理しつつ、オリジナル版を何周もした立場から、どこが変わってどこが変わらないのかを書いておこうと思います。

いよいよ5月29日、Nintendo Switch版の『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』が発売されます。2010年にWiiで遊んで以来、私にとってこの作品は「RPGの物差し」のような存在でした。発売を2日後に控えた今、公式の発表や紹介映像で明らかになっている情報を整理しつつ、オリジナル版を何周もした立場から、どこが変わってどこが変わらないのかを書いておこうと思います。
なお、この記事は発売前の時点でまとめたものです。実際に遊んだ感想は、クリアしてから改めて書くつもりです。
そもそもゼノブレイドはどんなゲームか
舞台は、巨大な二柱の神「巨神」と「機神」の亡骸の上に広がる世界です。主人公のシュルクは、機神兵に故郷コロニー9を襲われたことをきっかけに、未来を視る力を持つ剣「モナド」を手に旅に出ます。巨神の脚から腰、背中へと文字どおり神の体を登っていく構成で、遠くに見えている場所へ実際に歩いて行けるという感覚が、当時はとても新鮮でした。
戦闘はオートアタックとアーツを組み合わせるリアルタイム型です。敵の背後や側面から当てると効果が上がるアーツ、仲間との連携で一気に攻める「チェインアタック」、そしてモナドが見せる「未来視」で敵の大技を先読みして回避する流れが、このシリーズの核になっています。
Switch版で発表されている主な変更点
グラフィックとキャラクターモデルの作り直し
一番わかりやすいのは見た目です。キャラクターのモデルは表情も含めて全面的に作り直されていて、Wii版の少しのっぺりした顔つきとはかなり印象が違います。後に出た『ゼノブレイド2』に近いタッチになったと感じる人も多いはずです。フィールドの空や水面の表現も手が入っていて、ガウル平原を初めて見たときのあの開放感を、もう一度新しい気持ちで味わえそうです。
BGMのアレンジとオリジナル版への切り替え
音楽は多くの曲が新たにアレンジ収録されます。個人的にうれしいのは、設定でオリジナル版の音源に切り替えられる点です。ガウル平原の曲は昼も夜も聴き込んだので、アレンジに違和感があったら戻せるという逃げ道があるのは安心材料ですね。
遊びやすさを上げる細かな改善
- クエストの目的地がマップ上で分かりやすくなる案内表示
- 見た目だけを別の装備に変えられる機能
- 戦闘の難易度を下げる「カジュアルモード」の追加
- 強敵と時間を競うタイムアタック的なコンテンツ
- メニュー画面やUI全体のデザイン刷新
Wii版で一番つらかったのは、正直に言えばクエスト管理でした。依頼人が昼しか出てこない、目的のモンスターがどこにいるか分からない、といった理由で、攻略サイトとにらめっこしていた時間がかなりあります。この部分が改善されるなら、周回のテンポはだいぶ良くなるはずです。
見た目装備も地味にありがたい変更です。オリジナル版は性能の良い防具をつけると見た目がちぐはぐになることが多く、イベントシーンでシュルクが妙な格好をしているのはある種の名物でした。
新しく追加されるエピソード「つながる未来」
今回の目玉が、本編クリア後の世界を描く新規エピソード「つながる未来」です。舞台は本編の1年後で、これまで行くことのできなかった巨神の肩が冒険の場所になります。シュルクとメリアに加え、ノポン族の新キャラクターたちが同行するとのことです。
本編とは独立したメニューから始められるようなので、オリジナル版を遊び尽くした人がいきなりこちらを始めることもできそうです。ただ、エンディングの余韻を知っているかどうかで受け取り方がまったく違う話だと思うので、初めての人は本編から順番に遊ぶのがいいと私は考えています。
「リマスターなら新作を遊べばいい」には賛成できない
リメイクやリマスターの話になると、「昔のゲームの焼き直しに定価を払うくらいなら、新作を買ったほうがいい」という声をよく見かけます。新作を応援したい気持ちはよく分かりますし、半分は正しいと思います。
ただ、ゼノブレイドに関しては当てはまらないと考えています。理由は二つあります。
一つは、今のSwitchユーザーの多くがオリジナル版に触れていないことです。Wii版はハードの世代が古く、2015年にNewニンテンドー3DS版が出たものの、画面の小ささもあってフィールドの広さを十分に味わえるとは言いにくいものでした。『ゼノブレイド2』から入った人にとっては、シリーズの原点を今の画質で遊べる初めての機会になります。
もう一つは、このゲームの魅力の中心が「広い世界を自分の足で歩く体験」にあることです。シナリオを動画で追うだけでは、機神界に足を踏み入れたときの空気感は伝わりません。体験そのものが作品の価値なので、遊びやすくなった版を今遊ぶ意味はかなり大きいと思います。
オリジナル版経験者として気になっている点
期待ばかりでもなく、心配な点もあります。
- 携帯モードでの解像度。広大なフィールドを描くゲームなので、携帯モードで遠景がどこまで綺麗に見えるかは発売後に確かめたいところです。
- カジュアルモードの塩梅。あまりに簡単になると、ユニークモンスターを倒したときの達成感が薄れるかもしれません。もちろん自分で選ぶモードなので、使わなければいいだけの話ですが。
- アレンジBGMの方向性。思い出補正が強い曲ほど、少しの違いが気になってしまうものです。
とはいえ、どれも遊んでみないと判断できないことばかりです。今の時点では、不安より楽しみのほうがはるかに大きいですね。
発売までにやっておきたいこと
私は発売日に向けて、Switch本体の容量を空けておくことと、オリジナル版のセーブデータの記録を振り返ることくらいしかしていません。ダウンロード版にするかパッケージ版にするかで迷っている人は、移動中に携帯モードで遊ぶかどうかで決めると後悔が少ないと思います。
ゼノブレイドのような長編RPGは、腰を据えて100時間以上遊ぶことになりがちです。私は過去にもRPGの体験版やリメイクについて正直な感想を書いてきたので、興味があればRPGカテゴリの記事もあわせて読んでみてください。長時間遊んで見えてくる良い点と悪い点という意味では、バイオハザードRE:3を100時間遊んだ記事も同じ視点で書いています。
あと2日。久しぶりに、発売日が待ち遠しいと感じるゲームです。クリアしたら、変更点が実際にどう効いていたのかを改めて報告します。
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