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バイオハザードRE:3を100時間プレイして感じた評価点と問題点

4月3日に発売された『バイオハザード RE:3』のプレイ時間が、ようやく100時間を超えました。発売から7週間ほど、平日の夜と週末の大半をラクーンシティで過ごしていた計算になります。ネットでは「短すぎる」という評価をよく目にしますが、ここまで遊び込んだ人間から見ると、その評価は半分当たっていて、半分は外れているように思います。良かった点と気になった点を、なるべく具体的に書いてみます。

Burning city street at night in the rain

4月3日に発売された『バイオハザード RE:3』のプレイ時間が、ようやく100時間を超えました。発売から7週間ほど、平日の夜と週末の大半をラクーンシティで過ごしていた計算になります。ネットでは「短すぎる」という評価をよく目にしますが、ここまで遊び込んだ人間から見ると、その評価は半分当たっていて、半分は外れているように思います。良かった点と気になった点を、なるべく具体的に書いてみます。

100時間の内訳

最初に、私が何にそれだけの時間を使ったのかを書いておきます。

  • 本編の初回クリア(スタンダード):約6時間
  • ハードコア、ナイトメア、インフェルノの順に難易度を上げての周回
  • ショップのポイント集めと、やり込み要素の解放
  • 同梱のオンライン対戦『バイオハザード レジスタンス』

初回クリアが6時間前後というのは、確かに短めです。ただ、このゲームの本番は2周目以降にあると感じました。

評価点1:回避アクションが戦い方を変えた

今作で一番気に入っているのは回避です。ジル・バレンタインはタイミングよく回避すると「パーフェクト回避」になり、そのままスローモーションの中で反撃の照準を合わせられます。カルロスの場合は、回避ではなく肩でぶつかって押し返すような動きになっていて、キャラクターごとの違いも面白いところです。

この回避があるおかげで、ゾンビの群れやネメシスとの戦いが「逃げるだけ」ではなくなりました。高難易度になるほど弾薬は足りなくなるので、パーフェクト回避で隙を作るか、無理せず距離を取るかの判断が重要になります。インフェルノでは、ほぼ回避の精度だけで生き残っていたような場面もありました。

評価点2:周回するほど味が出る作り

クリア後に解放されるショップでは、ゲーム内の実績のような「記録」を達成して貯めたポイントで、無限弾の武器や回復を助けるアイテムなどを交換できます。これがよくできていて、苦手な難易度に挑むための準備として、どの記録を狙うかを考える時間も楽しめました。

RE Engineによるラクーンシティの描写も見事です。燃える街並みや雨に濡れた路地は、何周しても見入ってしまいます。マップがそれほど広くない分、どこに何があるのかを覚えてからの最短ルート探しは、タイムアタックのような楽しさがありました。

問題点1:オリジナル版の名場面が削られている

一方で、オリジナル版の『バイオハザード3 LAST ESCAPE』を遊んだ人ほど引っかかるのが、削られた場所の多さです。時計塔や公園、墓地のような印象的な場面が、今作ではほとんど描かれないか、大きく形を変えています。

物語のテンポを重視した結果だとは思いますし、リメイクとしてのまとまりは良くなっています。それでも、あの場所でネメシスと再会するのを楽しみにしていた身としては、寂しさが残りました。

問題点2:ネメシスの「追ってくる怖さ」が短い

前作の『RE:2』では、タイラントが館内をどこまでも追いかけてくる緊張感がありました。今作のネメシスは、決められた場面でダイナミックに襲ってくる演出が多く、自由に追跡される時間は意外と短めです。

演出としての迫力は今作のほうが上ですが、「いつ来るか分からない」という恐怖は弱くなっています。100時間遊んでみて、この点が一番惜しいと感じました。

「短いから買う価値がない」は言い過ぎだと思う

よく見かける「6時間で終わるのに定価は高い」という意見には、私は賛成できません。

確かに、1回クリアして終わりにするなら割高に感じるかもしれません。でも、このゲームは繰り返し遊ぶことを前提に設計されています。難易度ごとに敵やアイテムの配置が変わるので、同じ道でも周回のたびに別の緊張感があります。私の場合、インフェルノのクリアだけで20時間以上かかりました。

逆に、「ホラーゲームは1回ストーリーを見れば十分」という人には、確かに短く感じるはずです。値段に見合うかどうかは、周回プレイを楽しめるタイプかどうかでほぼ決まると思います。中古やセールを待つのも、その意味では合理的な選択です。

レジスタンスについて少しだけ

同梱の『バイオハザード レジスタンス』は、4人の生存者と1人の「マスターマインド」に分かれて戦う非対称の対戦ゲームです。正直に言うと、私は15時間ほどで離れてしまいました。マスターマインド側が強い場面が多く、生存者側で組んだ野良のチームではなかなか勝てなかったからです。本編のおまけとして割り切るのがちょうどいい距離感だと思います。

まとめ:周回好きにはおすすめできる

100時間遊んだ結論としては、「1回だけ遊ぶ人には短いが、周回を楽しめる人には長く付き合える作品」です。オリジナル版への思い入れが強い人ほど物足りなさは残りますが、アクションの手触りは今作のほうがはるかに上だと感じました。

私はRPGを中心に遊んでいますが、こうしたアクションやホラーも含めてゲームカテゴリでレビューを書いています。長く遊んだからこそ分かる話を、これからも書いていくつもりです。もうすぐ発売されるRPGの話題はRPGカテゴリにまとめていく予定です。

霧颯
霧島 颯太

RPGを中心に年間50本以上を遊ぶ会社員ゲーマー。長く遊んだからこそ分かる良い点と悪い点を書いています。

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